works作品紹介

納骨堂

十方寺 本駒込陵苑

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現在文京区に施工中の浄土宗十方寺の建物施設内には11500基の納骨堂が設置される。現時点では国内最大の規模となり、来春の完成が待たれる。設計コンセプトは、伝統ある地域の寺院として災害時には地元の方々の避難場所にもなることを想定して、大地震に備えて建物地下に基礎免震工法を採用している。施設内には自動搬送式納骨堂の礼拝堂2ヶ所他本堂、客殿、法要室、葬儀室、庫裡及びホテルラウンジ風のエントランスホール等、内装デザイナーの設計参加を得て新しい感覚のインテリアを構成している。一例として納骨堂参拝室各ブースや各所にテーマに合ったモザイクタイル画を海外で制作し、壁画装飾している。画一的になりがちな各ブースそれぞれに個性的な表現と光の演出で他に見られない斬新な祈りの空間を創造している。外装は素焼全面タイル貼とし素焼瓦ボーダータイルの横ラインによる壁画構成の独特な表現で寺町景観地区にふさわしい外観を演出し、夜間は蓄光タイルの点在する壁面発光で幽幻な美を期待している。

竣工
2018年12月 竣工予定
施工
株式会社佐藤秀
構造
RC造
規模
2999㎡(基礎免震工法)

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